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子持ちミミイカ(子イカ料理 広島県福山市)

阿じ与志のチイチイイカは先にご紹介しました。今日はミミイカです。

ミミイカはチイチイイカと一緒にとれるのですが、一網に一匹(!)位しかいないそうで、
市場に出回ることはほとんどありません。原色世界イカ類図鑑(ミミイカ)

岡山県では「チコベカ」と呼ばれ、珍味中の珍味に扱われています。
まして、子持ちミミイカとなると、、、

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阿じ与志の子イカ料理 子持ちミミイカのバター焼

子持ちのミミイカは、団子のような頭(実際は子でふくれた胴)に丸い耳がついて、
なんともユーモラス。まるでミッキーマウスです。

実際の大きさは胴長が3センチほどのかわいさ。本当にめずらしいものだと聞き、
惜しむように二口で食べようとしましたが、無理でした。

チイチイイカと食べ比べました。どちらも身は柔らかく、中はもっちり。
グルメのあなたなら違いがわかると思うのですが、どちらも美味!

それにしても、これほど、いいもの、珍しいものにこだわる店も稀有なり。
いつ来ても、新しい楽しみがあります。店主は口が悪いですけど、
客を驚かせて喜ぶ、サービス精神にあふれた人なのです。

ありきたりでは満足できない貴方に・・・・・福山あじよし「阿じ与志」

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瀬戸内海の魚料理屋(阿じ与志 広島県福山市)

今年の福山バラ祭りは5月13、14日が開催日。好天に恵まれ大盛況でした。

祭りの当日、阿じ与志のあるバラ公園通りは六時すぎでも明るくにぎわいでいる。
お店のカウンターは満席。ご常連が示し合わせたように、次々とお集まりです。
切り盛りは店主と女将だけから、二代目若夫婦も加わるニュー・フルメンバー!

2005-5-14

瀬戸内海の魚料理屋 福山あじよし「阿じ与志」

お客さんはてんでに若女将をひやかし(激励?)ながら箸をすすめている。店主は包丁をきびきびと捌きつつ、若にあれこれと指示し、客の会話には合いの手をとばしている。女将はもうゼネラルマネージャーの風格だ。祭りのようなにぎわい。慶賀のいたりです。

店主はもう新しい企画を考えているようです。精神が若い!
近頃の妙に老けた若者に、爪の○○でも飲ませたいね。

店を出るときにパチリ。店主は写りが悪いからといって、撮影拒否してます!
最上を求めるあなたに・・・・・瀬戸内海の魚料理 福山あじよし「阿じ与志」

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石鯛の兜焼(イシダイ料理 広島県福山市)

石鯛は当地では五月のころが、脂がのって最高に美味い。
脂ののった石鯛を味わうのは塩焼きがいい。と感じました。

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阿じ与志の石鯛料理 石鯛の兜焼

兜の開きとは大胆な趣向。まさに一刀両断。実物の迫力を想像して欲しい!
鳥のくちばしのような口が向きあう三角の形がおもしろい。

石鯛は塩焼きが難しいという。焼くと身が固くなるそうです。でも、
阿じ与志の兜焼の白身は柔らかく、しっとり甘く脂がのっている。
焼いた皮にはコラーゲンがたっぷりあり、もっちりとして美味です。
兜を手で崩しながら、骨のまわりの肉を惜しむようにしゃぶります。

「石鯛が最高」という人がいても不思議ではない。という気がしました。

最上を求めるあなたに・・・・・魚料理 福山あじよし「阿じ与志」

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石鯛の刺身(石鯛料理 広島県福山市)

魚は産卵前が一番美味い時期と、だいたい決ってます。
産卵時にベストの体調にすべく、それまでエネルギーを蓄え、
産卵活動で使い果たしてしまうからです。(皆さますでにご承知!)

石鯛(クチグロ)は五月の今が最高に美味いと、店主はいう。

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阿じ与志の石鯛料理 石鯛の刺身

引きの強い魚で有名ですが、筋肉質なのでしょうか、
歯切れの固い身が特長です。刺身は薄作りがよい。

ふぐのように噛みごこちがあります。もみじおろしとポン酢で食べるのも同じです。
でも、ほんのり脂がのっている白身の味わいは、石鯛(クチグロ)だけの美味。
しあわせを実感します。

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阿じ与志の石鯛(くちぐろ料理 広島県福山市)

石鯛は磯釣りが好きな方にとっては憧れの魚ですね。灰色がかり七本の縞も薄くなる大物は、口の周りが黒くなるので「くちぐろ」と呼びます。市場魚介類図鑑 イシダイ

鳥のくちばし状の歯はとてつもなく強力で、ウニや牡蠣、貝などを平気で割って食べる海の美食家です。

kutiguro

阿じ与志の石鯛(くちぐろ料理)は旬がとても短い。
脂がのった五月の僅かな期間だけしか出さないからです。

なお、当地ではクチグロを黒口(クロクチ)と逆読みします。響きがきれいでしょ。

最上を求めるあなたに 福山あじよし「阿じ与志」 五月の魚 石鯛とあこう

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あこう煮付け(アコウ料理 広島県福山市)

最もなじむ料理は何?というアンケートの答えに、魚の煮付けはベスト10に必ず入っていると思いませんか?煮汁が白身にしみこんで美味い。決して食べ飽きない、おふくろの味です。

  でも日本のこの常識は世界の非常識だそうですから、驚きです。(日本は最高!)
  ソース文化と煮付け文化

では、どんな魚の煮付けが一番美味しい?という問の答えは、ダントツであこう
どなたも異存なさそうです。(アコウ鯛ではありませんよ。念のため)

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阿じ与志のアコウ料理 あこう煮付け

大きなアコウは身もたっぷり。それに、でかい顎はゼラチン質の肉が楽しめます。
皮にもコラーゲン層があり、ズルリという舌ざわりは白身と対照的な味わいです。
薄味で仕上げた、あこうの煮付け。やはり、ベスト・オブ・ニツケですね。

阿じ与志 五月の魚「あこう」もご覧ください。

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あこうの刺身(アコウ料理 広島県福山市)

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阿じ与志のアコウ料理 あこうの刺身

あこうはメバルに似た白身ですが、煮てよし、刺身にしてよしの魚です。
この時季は刺身も、ほどよく脂がのっていて、甘みがあります。
歯ごたえもよろしい。

メバルも美味い魚なんですが、あこうと比べられては、分が悪いですね。


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キジハタ料理 (アコウ料理 阿じ与志 広島県福山市)

関西でアコウは高級魚として知らない人はいません。
関東でキジハタといえば、釣り人ならご存知のはず。
でも、残念ながら一般的には知られていないようです。

今回は関東の方に向けて、キジハタ料理をご紹介します。

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阿じ与志のキジハタ料理 キジハタの煮付け

煮付けといえばメバル。ということでどなたも異論がないようですが、
でも、もっと旨いのは「キジハタの煮付け」なのですよ!!

(くどいようですが)
関西でキジハタと言っても、誰もわかりません。アコウといいます。
名前が二つあって、ややこしいですね。

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アコウ (キジハタ料理 広島県福山市)

アコウは関西では最も高値の魚ですが、関東では知られていませんね。ご紹介します。

あこうはハタの仲間で、姿形も美しく、美味で数も少ないことから、昔から県内産の魚の中で最も高級な魚です。赤みがかかった褐色にだいだい色の斑点、大きな口が特徴。

大きくなると40cmぐらいになりますが、めったにとれません。・・・・・魚屋やスーパーに並ぶこともなく、高級料理になるものがほとんどと思われます。・・・・初夏が旬といわれさし身や煮付け、さし身で残った頭や中骨はうしお汁などの汁ものにされます。
 
                 △香川県の公式サイトにある香川の魚からの引用です。

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阿じ与志のあこう(アコウ・キジハタ)

あこう料理は例年五月からですが、今年は少し早くから始まっています。
店の生簀では2キロクラスのあこうたちが、悠々と泳いでまーす。

*ストロボが写りこんだ画像でごめんなさい。
阿じ与志 五月の魚「アコウ」

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すがすがしい(瀬戸内海魚料理 福山あじよし)

福山でタクシーに乗って「阿じ与志ってどんな店?」と聞けば、
「当地で、いっとう高い店です」と答えるでしょう。十中八九。
実にわかりやすいが味気ない。一ファンとしては不満です。
すがすがしい気分にさせてくれる店。と紹介して欲しい。

カウンターの前に座るたびに、そう思う。むくの檜は二十年たっても白木が美しい。
調理場は磨き上げられ、ピカピカだ。魚の生臭い匂いをかいだことは一度もない。

ajiyoshi

出てくる料理は、シンプルこの上ない。素材を引きたてる技だ。
飾り立てたものを見慣れた目では、料理とは思えぬほどだろう。
日本刀の凄みと美しさに通じる料理だと思う。

揚げ物料理がない。なぜかと店主に聞けば、
あれは素材が悪くてもごまかせるからいやだ。それに店をよごす。
そういえば、表に看板もない。暖簾の隅にちょっと書いてあるだけ!
知らない人は通り過ごしてしまう。おいおい客は要らないのかい?

阿じ与志は何もかもが、いさぎよいのだ。粋すぎてる?

でも、お客さんはこういう阿じ与志が大好きな人ばかり。
清清しいところの美味いもので、エネルギーを充填すると、
一夜明ければ、すっかり凛々しい気分なり!

二代目のしょうちゃんが、東京での修行を終えて帰ってきた。
店主そっくりです。阿じ与志の良さを引き継いでもらいたいです。

瀬戸内海魚料理 福山あじよし「阿じ与志」 時季の魚 五月  

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