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鯛の塩焼き(阿じ与志 広島県福山市)

日本では、めでたいことがあると「鯛の塩焼き」を食べるのが習わしです。
でも、なぜ? 考えたこともありませんでしたが、正しい由来があるんですね。

鯛を食べる理由は、「めでたいから鯛を食べる」のではなく、
「鯛を食べると(めでたいことをすると)幸せになれる」から。

「なぜ天皇の昼食は毎日「鯛」なのか?」
(竹田恒泰氏 「皇室のきょうかしょ」vol.6よりの抜粋)

天皇の昼御膳(ひるごぜん)は毎日、「鯛」の塩焼きでした。しかも、その鯛の大きさは目の下一尺(約30cm)と決められていました。では、なぜ天皇の昼御膳は毎日鯛だったのでしょう? それは決して贅沢のためではありませんでした。その答えは、鯛は「めでたい魚」だからです。鯛を食べることは吉事 なのです。

昔から、天皇が吉事を行うことは、国に幸せをもたらすと考えられてきました。 ですから、天皇が毎日鯛を食べることは、国家に幸せをもたらすと信じられていたのです。

現在でもお正月に鯛を食べる家がありますが、その理由は、やはり鯛は「めでたい魚」だからです。 では、なぜ正月に「めでたい魚」を食べるのでしょう? それは、正月に「めでたい魚」を食べることによって、その年が、幸せな一年になると信じられていたからです。

つまり、鯛を食べる理由は、「めでたいから鯛を食べる」のではなく、
「鯛を食べると(めでたいことをすると)幸せになれる」からなのです。

Madaishioyaki

阿じ与志 鯛の塩焼き

阿じ与志の「目の下一尺(以上)の鯛」に、こんな高貴なパワーがあるとも知らず、
だだ、ただ美味いからと、ひたすらむさぼり食うだけ、という、
まことに思慮のない、ご利益も薄い食べ方をしていました!

鯛はめでたい魚。鯛を食べることは吉事です。覚えておきましょう!

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