かに料理(蒸しがざみ) (阿じ与志 広島県福山市)
冬の食い物といえば、ふぐよりもかにがポピュラーかもしれません。
カニの中でも、がざみ(ワタリガニ)が一番美味いことは、ポピュラーとはいえません。
江戸っ子の福山美術館の中野先生がこちらでがざみに太鼓判を押されています!
ところで、今の時期、雌のがざみにはみな、内子が詰まっていると思っていましたが、
どうやら、そうではないらしい。2~3割はまったくいないそうです。(ご贔屓談)
ずっしり重いのを選ぶのでしょうか?阿じ与志のがざみには、はずれがない!
阿じ与志のカニ料理 蒸しがざみ(ワタリガニ)
阿じ与志は今年から、がざみを焼くか蒸すか、お好みで選べるようにした。
焼き蟹は、焼き上がりは香ばしくて最高に美味しいが、身離れが悪くて食べにくい。
蒸し蟹は、身離れがいいし、さめても美味しい。(旨みが逃げる茹で蟹は論外)
本日は蒸しで行きましたが、まあこのがざみにはちょっと驚いた。
内子もミソもたっぷり。身もぎっしり。甲羅にぎゅうぎゅうに詰まっている感じ。
(画像で残せばよかった!ついつい口が先になってしまいました。)
蒸すと、確かに身離れがよい。甲羅の裏から、けんの先まで隙間なく取れる。
ひれ酒を飲みながら、一匹平らげるのに30分は優に楽しむことができました。
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