喰切料理の阿じ与志 (広島県福山市)
阿じ与志は魚料理屋。使っているのは、掛け値なしに最高の食材だけ。
冬のふぐが看板ですけど、鯛、石鯛、あこう、鱧、がざみ、など、
その時季でいっとう美味い、瀬戸内海の魚料理が食べられます。
女将は「うちの料理はおかずじゃなくて、酒の肴(さかな)だから、、」といいます。
はじめのころは何のことか解らなかったが、きっと、こういいたかったのです。
阿じ与志は喰切りの一品料理屋。食事をするところじゃありません。酒を飲むところ。

喰切料理は、一品ずつ、できたての料理を食べる形式です。
日本酒を美味しく飲むための料理で、酒菜(さかな)といいます。
だから、量より質、少しでいいから旨いものを、というのが基本です。
とにかくズドンと満腹したいという大食漢の方には向きません。
とはいえ、阿じ与志の一品料理は、美味さを味わえるだけの量はあります。
お雛様が食べるほどのちょっぴりで、見た目ばかりの女々しい料理とは違います。
簡素で、力強く、清浄で、すべてが行き届いている。日本の美しさがあります。
もう師走の中日。大阪からいらっしゃったご夫婦も含め、楽しいお客さんで満席です。
品書きを撮るつもりが、珍しいシーンになりました(正ちゃん。入ってなくてごめん)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)













最近のコメント