渡り蟹(ワタリガニ)料理 焼きガニなら蟹ミソで甲羅酒が
「カニを焼きますよ」と正ちゃん。「まだ、これを食べてるんですけど・・・」とワタシ。
「焼くのに時間がかかるの。それが食べ終わったころ出来るように按配してるの」
とすかさず店主。「あちゃ~」また余計なことを言ってしまったような。
本日の主役登場。まず、熱々甲羅のカニミソ。それに熱燗が。
■阿じ与志 渡り蟹(ワタリガニ)料理 渡り蟹の蟹ミソ甲羅酒
活きの渡り蟹をどう焼くのか見てました。まず甲羅を剥がす。手さばきがよい。
その時、どっと内子がこぼれそうになるから、うまく受けて皿に取っておく。
胴側にはうまく串を3本ほど刺して、レンジの奥に置き、手前に甲羅を載せる。
見てると簡単そうで、どうしてこんなに上手く焼けるのか、とても不思議です。
先に甲羅のほうが出来上がります。蟹ミソが甲羅に焼き付いてなんとも美味そう!
それに、熱燗を注ぎこんて、箸でミソを甲羅からはがし、かき混ぜる。ゴクリ。
▲甲羅酒のできあがり。甲羅の尖った処を両手でもって、ちびちびと。
飲みほしたら、また注いで、焦げたところや、隅々までよ~く探ります。
▲焼く時に甲羅から溢れだしたミソも、きっちりアルミフォイルで受けてます。
こちらは蟹ミソだけの汁。ちょっぴりだけど貴重だぞ。
複雑だが絶妙に調和がとれていて、くどさのない味。神の配合としか思えませぬ。
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