ふぐひれ酒
今度は若女将が「ひれ酒」を持って来てくれました。長柄のマッチも。
「熱いですから気おつけて。つぎ酒が必要になったら、云ってくださいね」
カウンター席より座敷の方が、よほど親切な案内があるではないか!

■阿じ与志 とらふぐ料理 ふぐひれ酒
「火を着けるのは、どうやったらいいんですか?」とAさんがご質問です。
「蓋をしたままで、マッチに火をつけてください。片手に火のついたマッチをもって、
そうそう端を持ってくださいね。蓋をとって、火を近づけてください。ほらつきましたね。
長く火をつけておくと、酒のアルコールが飛んじゃいますから、蓋をして消してください。
蓋をとり、箸で鰭(ヒレ)をつまみ、上下にゆすってください。酒が琥珀色したらOKです。
鰭を取り出し、蓋にでも置いてください。つぎ酒で2杯は飲めますよ。お試しください」
ここの鰭なら揺すらなくても、熱燗だけで十分いい色になりますが、まあ儀式ですから。
いかがです? 甘くて口当たりがいいでしょ。ワタシは和風鰭スープだと思っています。
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