走りの鱧湯引き (阿じ与志 広島県福山市)
今度のお皿は、高杯(タカツキ)です。あらたまった席で使われる皿です。
襟を正して食べなくては。と思ってしまうような雰囲気があります。
盛られているのは、走りの鱧(はも)。もう夏を知らせています。
冬はふぐ、夏ははも。というのが阿じ与志の看板ですから、
ちゃんと食べてね。という店主からのメッセージです。きっと。

■ 阿じ与志の鱧料理 走りの鱧湯引き
関西では夏の魚といえば、鱧。湯引きは鱧を代表する料理です。
ネットで湯引き鱧の画像を、あちこちで見つけることができます。
それらと、上の阿じ与志の鱧と比べてみてください。
違いは一目瞭然。どちらが美味しいか、もう子供でもわかります。
阿じ与志のは、花のように美しい。うっすらピンク色した身。まあるくカールしてます。
太っていて、身が厚い。骨切りのピッチは極限まで細かいうえに、皮一枚しか残さない。
料理は素材と腕が違うと、まるで別物です。湯引き鱧は見た目でそれがわかりますね。
人は見た目が9割。というベストセラー本がありましたが、料理についても言えてます!
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