瀬戸内海で蟹といえば、渡り蟹(標準和名:ガザミ)のことと思っていましたが、
広島市からわざわざ阿じ与志にいらしゃった年配のご夫婦は、ご存じなかった。
こんなに新鮮で美味い蟹が地元で獲れるのに、もったいない話です。
冬場の雌の渡り蟹は、他のどんな蟹よりも美味い。ぜひ味わってみて欲しい。
いよいよ今晩の主役。その渡り蟹の出番です。



■阿じ与志の渡り蟹料理 蒸し渡り蟹
「蟹は焼く?それとも蒸す?」店主がたずねます。う~ん。どうしようかな?
焼き蟹は、香ばしい匂いがなんともいえないし、内子はほくほくしてる。
カニ味噌や甲羅酒も楽しめる。料理法はこちらが最高だと思う。
蒸し蟹は、さめても身がしっとりしている。殻ばなれがよくて食べやすい。
ワタクシのように遅く、ゆっくり味わいたい方にはこちらがお奨めかも。
一匹丸ごとの渡り蟹には、驚くほど身がつまっています。
きめの細かい上質で甘い身を、丁寧にかき出しながら食べます。
大きな卵巣はほろりとして、たしそう美味い。やはり渡り蟹は最高です。
今晩も至福の時を過ごすことができました。元気が湧き出してきます。
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ご存知のように、カニやエビは鮮度が落ちると、独特の臭いがでます。
かすかでもあの臭いを感じると、ワタシは口をつけたくなくなります。
匂いは栄養で食欲をかきたて、臭いは腐敗で遠ざける。本能は正直です。
こちらで食したカニやエビ。もちろん、臭いを感じたことは一度もありません。
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